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デザイン資源のデジタルアーカイブ

  • 着色福原粉白粉七種(後に「七色粉白粉」と改称)(複製)

所蔵分類名称(登録名)

着色福原粉白粉七種(後に「七色粉白粉」と改称)(複製)

Seven kinds of colored Fukuhara powder white powder (later renamed “seven-color powder white powder”) (reproduction)

カテゴリー
  • #Product
発売年

1917

製作者

資生堂

販売元

資生堂

製造元

資生堂

サイズ

W52 × D52 × H30 mm

素材・技法

不明

意匠登録番号

不明

肖像権・パブリシティ権保持者

該当なし

著作権登録番号

不明

所蔵についての問い合わせ先

資生堂企業資料館

データ出典

資生堂企業資料館

白色の白粉が主流だった時代に7色を揃えた日本で初めての多色粉白粉。

詳細説明

1917(大正6)年、「着色福原粉白粉七種」(後に「七色粉白粉」と改称)を発売します。未だ白色の白粉が主流だった時代にも関わらず、白色、ばら色、牡丹色、肉黄色、黄色、緑色、紫色と7色を揃えた多色粉白粉です。一人ひとりの顔に応じて、また着るものの色や光の明暗に合わせて色を使い分けることができる画期的な商品でした。

パッケージデザインも、ヨーロッパで勃興しはじめたアール・デコスタイルをいち早く採用した独創的なものでした。正方形の四隅を直線で切った八角形の容器に薄いサテンを張り、蓋には商標「花椿」を少し変形し金色で箔押しています。また椿の上方には、フランス語で「米の粉」を意味する〈POUDRE DE RIZ〉、下方には〈SHISEIDO TOKYO〉と入っています。