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デザイン資源のデジタルアーカイブ
所蔵分類名称(登録名)
低座イス
Low seat
- カテゴリー
-
- #Product
- 制作年(初号)
1960
- 発売年
1960
- 製作者
坂倉準三建築研究所(デザイナー)
- 販売元
株式会社天童木工
- 製造元
株式会社天童木工
- サイズ
-
W550 × D683 × H650 / SH290 mm
- 素材・技法
成形合板(芯材:ホワイトビーチ、表面材:ナラ)
- 意匠登録番号
不明
- 肖像権・パブリシティ権保持者
該当なし
- 著作権登録番号
登録なし
- 所蔵についての問い合わせ先
株式会社天童木工 企画部
- データ出典
11.書籍 天童木工 菅澤光政著(美術出版社)
日本の暮らしから生まれた低座の名作椅子
詳細説明
日本の暮らしから生まれた低座イスは、畳の上での使用を想定し、2枚の合板からなるそり型の脚部が特徴です。畳や絨毯など、床座の生活に適したデザインが施されています。
このデザインは、坂倉準三が1940年代後半にデザインした「竹籠座低座椅子」を原型とし、1957年頃に現在のような丸みを帯びた背もたれと座面が加えられました。1960年のミラノ・トリエンナーレへの出展を機に、現在の形となり、以来ロングセラーとして愛され続けています。
成形合板で作られた背もたれと座面は、人体に沿った美しいカーブを描き、快適な座り心地を提供します。また、脚を投げ出して座るだけでなく、胡坐をかくこともできるため、自由な座り方を楽しめる点も魅力です。