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デザイン資源のデジタルアーカイブ

  • 安楽椅子SM7051(プロトタイプ)
  • 安楽椅子SM7051(プロトタイプ)

所蔵分類名称(登録名)

安楽椅子SM7051(プロトタイプ)

Comfort chair SM7051 (prototype)

カテゴリー
  • #Product
制作年(初号)

1969

発売年

1970

製作者

剣持勇(デザイナー)

販売元

株式会社天童木工

製造元

株式会社天童木工

サイズ

W790 × D680 × H820 mm

素材・技法

塗装されたスチール・アクリル樹脂

意匠登録番号

不明

肖像権・パブリシティ権保持者

不明

著作権登録番号

不明

所蔵についての問い合わせ先

大阪中之島美術館

データ出典

森仁史編『ジャパニーズ・モダン 剣持勇とその世界』(2005年、図書刊行会)/「特集 今こそ ジャパニーズ・モダン」『室内』No.608、2005年8月号、工作社

1970年に天童木工が発表した《SM7051》のプロトタイプ。発売された製品の台座はクロムメッキであるが、プロトタイプはホワイト塗装が施され、真空成型されたアクリル樹脂を支える部材がやや細く、製品版と比較するとデザインのプロセスを確認することができる。

詳細説明

天童木工は1970年、アクリルシリーズを発表し、剣持勇のデザインによる《SM7051》に加え、柳宗理のバタフライスツールもアクリル版が製作された。70年に先立つ50年代半ばから60年代にかけて、さまざまな種類のプラスチックが登場。大型成型も可能となったため、多くのメーカーやデザイナーが実験的な造形や多様な製品や部品へのプラスチック応用を試み、新素材であったプラスチックは急速に普及していった。